仮想通貨初心者さんの多くが利用しているコインチェック(coincheck)ですが、以下の注意点に気をつけて安心・安全に利用しましょう。
- 二段階認証を必ず設定すること
- パスワードは使いまわさないこと
- ブラウザにパスワードを保存しないこと
- スマホにもパスワードを設定すること
- SNSでアカウントを作成しないこと
- 購入した仮想通貨はウォレットに移動させること
- コンビニ入金の手数料が高いこと
- チャットの内容を鵜呑みにしないこと
- NEM(XEM)の購入はザイフがお得であること
コインチェックの注意点1.二段階認証を必ず設定すること
コインチェックで不正ログインされてお金盗まれた!!
— ㊙dee@バスタビット (@analou0807) June 18, 2017
二段階認証は必ずした方が良いですね・・・ありがとうございました
— ㊙dee@バスタビット (@analou0807) June 18, 2017
コインチェックでアカウントを作成したら必ず二段階認証を設定するようにしましょう。
二段階認証をしていないアカウントはハッキングの格好の餌食となります。どのような経路でハッキングされたのか定かではないですが、2017年6月18日にコインチェックからビットコインが盗まれた方がツイートされています。
この方は、二段階認証をされておらず不正ログインされて盗まれたそうです。
コインチェックでは、東京海上日動と連携して「なりすまし保証」という保証を行っています。
※「なりすまし保証」とは、不正にログインされ損失をした場合、最大100万円保証されること
出典:コインチェック
ただ、この「なりすまし保証」の対象アカウントは「二段階認証が済んでいるアカウント」に限ります。
下記の記事で二段階認証の仕方を解説していますので、まだされていない方は下記のリンクを参考にして見てください。
2.パスワードは使いまわさないこと
パスワードの使いまわしも注意が必要です。
どのような経路でハッキングされるのかわからない以上、同じパスワードを利用するのは非常にリスクが高いです。一度、不正にログインされれば他の取引所も同じようにハッキングされるでしょう。
念のため、パスワード生成サイトなどで強力なパスワードを設定しておけば短いパスワードよりはセキュリティ的に問題ないと言えます。
3.ブラウザにパスワードを保存しないこと
グーグルクロームのようなブラウザにはパスワード記憶機能があるが、
聞いた話によると、ネット銀行とか証券口座とか仮想通貨口座とかの金がらみのパスは絶対に記憶させたらあかんらしい。以前とは違うんだよ、ハッカーの技術水準が・・
— 🎴お美沙🎲孤高の占星術師🌛@爆益舎 (@princess_misa5) January 4, 2018
ブラウザへのパスワード記憶も注意が必要です。
ハッカーは私たちが思わぬような技術を持っており、履歴が残る=パスワードは復元可能だと考えた方がいいでしょう。その点、ブラウザでパスワードを記憶させる行為は、少なくともパスワードがインターネット上に残っていることを意味します。
暗号化されているのでわからないとは思いますが、念には念を入れておきましょう。
4.スマホにもパスワードを設定すること
コインチェックはスマホでも快適に仮想通貨ライフが楽しめますが、スマホ本体にパスワードを必ず設定するようにしましょう。
顔認証や指紋認証などのおかげで本人以外がスマホのロック解除をするのは簡単ではありません。しかし、コインチェックのスマホアプリは、通貨の売買や送金、ログイン時などパスワードが求められないだけでなく、確認メールが送られてきません。
なので、スマホにも厳重なパスワードをかけるようにしましょう。
5.SNSでアカウントを作成しないこと
コインチェックでは、Facebookでアカウントを作成することができますがおすすめしません。
SNSに登録しているメールアドレスは、多くの人に知られる要因となり、そのメールアドレスからツイッターや他のSNSなどに芋づる式にバレてしまう危険性があります。
意外と誕生日を含んだパスワードとSNSに登録しているメールアドレスがコインチェックと全く同じだった、なんてこともあるので気をつけましょう。
6.購入した仮想通貨はウォレットに移動させること
仮想通貨がなくなるリスクは何もハッキングだけではありません。
コインチェックやザイフなどの仮想通貨取引所が倒産してもその取引所に置いてある仮想通貨は引き出せなくなります。
コインチェックで購入した仮想通貨は、ウォレットと呼ばれる財布に保管されます。上記はコインチェックのウォレットの画面であり、総資産を見たい方は「ウォレット」をクリックすると見れるようになります。
このウォレットですが、他にも種類がたくさんあり、ハッキングや取引所の倒産を防ぐことができます。
心配な方は、下記の記事を参考にして自分にあったウォレットを選ぶことをおすすめします。
7.コンビニ入金の手数料が高いこと
日本円をコインチェックに入金される方は、コンビニでの入金は控えましょう。
入金する場合は「銀行振込」が一番便利かつ最安値で入金可能です。
銀行振込 | 入金手数料0円で振込手数料のみで入金可能。 |
USドル入金 | 入金手数料25USドルと振込手数料がかかるので高い。 |
コンビニ入金 クイック入金 |
3万円未満:756円 3万円以上50万円未満:1000円 50万円以上:入金金額×0.108%+486円 |
コンビニ入金を利用すると、上記の入金手数料以外にもコンビニへ支払う手数料を取られるため一番高くつく入金方法でしょう。
8.チャットの内容を鵜呑みにしないこと
コインチェックでは、「取引所」をクリックすると右側の赤い部分にチェットが表示される仕様になっています。このチェットは、現在コインチェックを利用してる方なら誰でも書き込むことができます。
このチャットでは、煽りや仕立てなどの違法行為が取り締まられておらず、チャット内の言及をそのまま鵜呑みにすると痛い目にあいます。
よくあるのが、「〇〇という通貨は絶対に上がるから買った方がいい」や「リンクをクリックすると、パスワードやメールアドレスが盗み取られるフィッシングサイト」です。
仮想通貨初心者さんは、どのコインが上がるのか探し回っている状態だと思うので人から得た情報の精査を行うようにしましょう。
9.NEM(XEM)の購入はザイフがお得であること
将来性が高く、非常に人気のあるNEMですが、コインチェックよりもZaifで購入する方がお得です。
取引所 | 取引手数料 |
コインチェック | 5〜7% |
Zaif | 0〜0.1% |
例えば、コインチェックで10万円分のNEMを購入すると、コインチェックでは5,000円〜7,000円が手数料として支払われます。しかし、ザイフであれば1,000円ほどで済むことになります。
国内に限っていうとコインチェックとザイフでしかNEMは取り扱われていないため、ザイフから購入すると非常にお得です。下記のリンクからザイフへの登録ができます。
まとめ|コインチェック(CoinCheck)を利用する際の9つの注意点
以上が「コインチェック(CoinCheck)を利用する際の9つの注意点」になります。
最大の注意点は、やはりセキュリティ関連です。2段階認証を設定するだけでもハッキングされる確率はかなり減るので必ず設定するようにしましょう。
また、ネムの購入はザイフが圧倒的にお得です。下記のリンクから登録が可能なので、ぜひ利用してみてください。