GMOコインは、東証一部上場事業のGMOインターネットのグループ企業です。
東証一部に上場しているだけあり、他の仮想通貨取引所よりも資金が潤沢で倒産する可能性が低く、安心して自分の資産を預けられるでしょう。
そこで、今回はGMOコインの手数料を他社の手数料と比較していきます。
GMOコインとは
サービス名 | GMOコイン |
サービス内容 | 販売所、FX |
取扱通貨 | BTC ETH LTC XRP BCC |
GMOコインは、仮想通貨「販売所」です。
販売所は、仮想通貨の売買を個人対企業で行うことを指し、いつでも売り買いができる仕様になっています。
一方、取引所での売買は売り手と買い手がいないと取引が成立しないので仮想通貨初心者さんは、GMOコインのような「販売所」を利用すると簡単に売買できるでしょう。
販売所には販売所にしかないデメリットもありますが、それは下記の取引手数料の比較でご紹介します。
高い?安い?GMOコインの手数料を徹底比較【リップル】
仮想通貨の売買における手数料は大きく分けて3種類あります。これらの手数料を他社と比較することで安いのか、高いのか比べることができます。
- 販売所の手数料
- 日本円の入出金手数料
- 通貨の入金・送金手数料
1.販売所の手数料
仮想通貨の売買をする際にかかるのが販売所での取引手数料ですが、どの販売所でも「無料」となっています。
しかし、実際には「スプレッド」と呼ばれるもので販売所は利益を得ています。
GMOコインのスプレッドの手数料について
スプレッドとは、買値と売値の差額を指します。
例えば、1XRP(リップル)の購入価格が100円で、売却価格が80円の場合、20円が差額になります。
この差額が販売所の「スプレッド」、つまり実質的な手数料になります。
このスプレッドは、各販売所と各通貨で異なります。また、大幅な価格変動があるときほど、この差額が開く傾向にあります。
仮想通貨購入の際には、利用する取引所が「販売所」なのか「取引所」なのかを確認するようにしましょう。
上記画像は、2018年2月22日に撮影したリップルの価格です。
10円の価格差があるので、購入価格に対して「約10%」の手数料が引かれています。
ビットバンクやZaifの取引手数料が-0.01%〜0.3%なのを考えると、この手数料はかなり高額であることがわかるでしょう。
2.日本円の入出金手数料
続いて、日本円の入出金手数料の解説になります。
この手数料は、日本円の入金と日本円の出金でかかる手数料です。
日本円の入金(振込)は、全ての取引所と販売所では「無料」となっているので日本円の出金手数料を比較していきます。
GMOコイン、Zaif、ビットバンクの出金手数料
取引所名 | 出金手数料 |
GMOコイン | 無料 |
Zaif | 350円(50万円未満) 756円(50万円以上) |
ビットバンク | 540円(3万円未満) 756円(3万円以上) |
ご覧のように、GMOコインは無料となっており、出金手数料は最も安いでしょう。
ただし、最低出金額が10,000円/回となっているので注意が必要です。
3.通貨の入金・送金手数料【GMOコイン】
GMOコインでは、取り扱っている全ての仮想通貨の入金手数料と出金手数料は無料です。
ただし、送金時にはマイナーに支払う手数料は自己負担となります。
GMOコイン、Zaif、ビットバンクの通貨の出入金手数料
取引所名 | 入金手数料 | 出金手数料 |
GMOコイン | 無料 (マイナーに支払う手数料は負担) |
無料 (マイナーに支払う手数料は負担) |
Zaif | 0.0001BTC | 0.0001BTC |
ビットバンク | 無料 | 0.001BTC |
一例として、BTCの入金手数料と出金手数料を記載しました。
GMOコインは両者とも無料であり、最も安く通貨の入金と送金が行えるのがわかります。さらに、GMOコインは全ての通貨で出入金手数料を無料に設定しています。
まとめ|GMOコインは初心者さんにおすすめ
取引手数料 | 日本円の入出金手数料 | 通貨の入出金手数料 | |
GMOコイン | 高 | 安 | 安 |
ビットバンク | 安 | 高 | 高 |
Zaif | 安 | 高 | 高 |
スプレッドの価格差は、状況によって異なるので販売所の手数料が高いのはしょうがないかもしれません。
ただ、初心者さんが安心安全に売買を行うのであれば、東証一部上場しているGMOコインを利用するのも合理的な選択の一つだと言えます。
少し高い手数料を払って、安心をお金で買っていると思える人は、GMOコインヘの登録をおすすします。
一方、トレードに慣れている人でできるだけ安く通貨の売買を行いたい人は、取引所の利用をおすすめします。